2018年度事業方針

公益社団法人白河青年会議所

2018年度事業方針

 

第60代理事長  有賀一裕

【2018年度スローガン】

しらかわはひとつ

~輝こう一緒に~

 

【基本理念】

輝く希望の星となり地域を照らす太陽になろう

 

「はじめに」

 輝かしい青年たちによる運動は、地域の歴史や伝統を護り、新たな文化をつくりあげてきました。青年が責任感や地域への愛など熱い想いを持つことで、自らの行動が変わり、一歩を踏み出したその行動で想いに共感する人が増え、人と人のつながりが、いつしか大きな力となって運動となるのです。この熱い想いや行動が、いつの時代も変わらず受け継がれてきた青年の使命であります。

1959年7月18日、白河青年会議所が誕生してから60年目を迎えます。人間でいえば還暦であり、暦が還ることで新たな出発ともいわれている節目の年に、誕生した当時の想いを振り返り、先輩たちが築き上げてきた伝統や地域に残してきた数多くの軌跡をたどり、我々に今求められていることを考えることが必要です。白河青年会議所が存在する意義や我々の運動の意義を考え、新たな時代へ向けて挑戦を始めます。先輩方が移り行く時代の中で挑戦を続けてきたのと同様に我々も現代の状況や流れの中で挑戦を続けることで、伝統の継承となり次世代につなぐ道を太くすることができます。

ひとつの運動を始めるのはひとりの青年であり、その運動を支える仲間となるのはひとりの青年です。ひとりひとりがもつ輝く力を合わせていくことが地域や未来を照らす光となるのです。青年として文武両道、質実剛健を目指し、開拓者の精神で地域が輝けるような運動を展開し、誰もが輝けるしらかわの創造を目指します。

 

「伝統の継承と挑戦」

 我々は、先輩たちが地域に残してきた功績を運動、活動を通じ、継承していかなければなりません。継承とは受け継ぐことであり、ただ継続していくことではありません。

当時の時代背景を知り、当時の人たちの想いを知ることから始まり、その想いをどのように形にしていくかを時代の流れに合わせて考えていくことが継承になるのです。当時の人たちは熱い想いをそのまま持ち続けています。その想いを受け継ぐ我々は、それ以上の熱い情熱をもっていなければなりません。白河青年会議所が今後も発展し続けていくために、我々は過去を知り学び、未来へむけて挑戦を続けていきます。

 

「誰もが輝くしらかわ」

多様性が求められる現代では、社会の観念に左右されず、自分自身の生き方、自分自身が何をしたいのかを大事にすること、自分自身に向き合い、心の中にある原点を忘れないことが大事なのではないでしょうか。ひとりひとりがもつ自分自身の生き方を認め合い、お互いに切磋琢磨していく社会が、多様性のある社会だといえるのかもしれません。

ワークライフバランスやイクボスを重要視する企業や行政が増え、様々な人材を積極的に活用しようとする動きが出ています。女性の活躍も一つとしてあげられ、社会の活性化が期待されており、その活躍を後押しするための子育て支援の充実や女性が働きやすい環境の整備などが進んできています。子育てをしている年代が暮らしやすく、仕事しやすいまちづくりをしていくことが、子供から大人まで輝けるまちとなっていくことでしょう。

我々が時代の流れに目をむけ新たな取り組みを積極的に行うことで、地域が変わり誰もが輝くしらかわの実現に向けて一歩を踏み出すことができます。

 

「開拓者精神」

 しらかわ地域は、古くから城下町として栄え、東北の玄関口として白河の関があり、重要な地域として受け継がれてきました。「士民共楽」の理念のもと造られた南湖公園や、小峰城に代表される歴史を物語る建造物や名所が数多く在ります。また、白河だるまや提灯祭りなど古くから受け継がれてきているしらかわの魂、白河蕎麦、白河らーめん、地酒といった多くの食の魅力、国際的な企業の工場や支店が多くあるなど、しらかわ地域にはたくさんの魅力があります。これらの地域特有の魅力をまとめ、広域的に発信することが重要です。

モノ消費からコト消費に変わってきている現代において、しらかわ地域特有の歴史、自然、食、伝統産業は最大の武器となります。しらかわ地域を知っていただく上で最も重要になるのはこの地に来て、この地で食べ、そしてこの地で出会うこと、しらかわ地域を体感していただくことです。

しらかわ地域では、行政や団体、青年団体がそれぞれ地域の魅力を発信する様々な事業を行っております。その一つ一つにたくさんの人が訪れ素晴らしい盛り上がりを見せていて大きな発信となっています。この大きな発信力をさらに高めるためには、情報をひとつに集約しお互いに力を合わせて発信することが必要です。力を合わせることは、お互いの弱点を補い強い部分をさらに伸ばすことができ、広域的に発信するうえでより効果的な発信となるでしょう。

また、効果的な発信には、魅力のさらなる磨き上げが必要です。魅力の磨き上げは、代々ひとが受け継いできた伝統的な技を磨くこと、最新の技術を駆使してデータ化や今までひとの力ではできなかった部分を磨くこと、そして若者らしい新しいアイデアで付加価値を生み出すことで可能性を広げること、この三つが重要であります。この伝統と最新の技術の融合が魅力を高めていくのです。

地域を最大限に発信することは、魅力をさらに高めることにつながり、交流人口の増加につながるのです。しらかわ地域へ訪れる人が増え、そこから新しい文化が生まれることでしょう。継承してきたしらかわ地域の魅力を見つめなおし、広域的に発信していくことで、輝くしらかわの創造につながります。

 

「No.1のチームを目指して」

 青年会議所は、家族構成、職業、住んでいる地域、考え方や得意分野など、多種多様なメンバーで構成されています。その個性あふれるひとりひとりがチームとなって「明るい豊かな社会を築き上げる」というひとつの目標に取り組んでいます。

 強いチームというのは、適材適所のメンバーが、最高のパフォーマンスを発揮できるチーム全体のバランスが重要です。

個性を最大限に活かすためには、個人をよく知ることから始まり、活かす場所を提供し、チャンスを与えることが必要となります。我々も個人の能力を発揮できる全体のチームワークを大切に全員が活躍できる強いチームづくりを目指します。

 

 

「文武両道」

青年会議所は、成長を求め、自らを磨くことを率先して行っていく団体です。我々青年は、自らの仕事においてスペシャリストとして成長していくべく日々勉強し様々なことに挑戦しています。スペシャリストとしての能力の成長以外に我々は地域のリーダーとなるべく様々な知識や経験をもつジェネラリストとしての能力も必要となります。

ジェネラリストとしての能力を得るために、普段出会うことができない人たちと交流しスペシャリストから学ぶことが必要です。青年会議所は様々な人で構成されており、全国そして世界的にある団体であるため、最高の学びの場となるのです。

この二つの能力をもったリーダーにとって最後に必要なのは、情熱です。最後まで情熱を注ぐことがまわりのみんなを刺激し目標達成に向けての士気を高めることができます。白河青年会議所では、今まで数多くの人が入会し、輝ける人材となって卒業していきました。我々は輝けるひとづくりを目指す事業を展開していきます。

 

「質実剛健」

革新を続ける技術によって私たちを取り巻く環境は日々変化し続けています。AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)技術の発展は、音声認識や自動運転、すべてのものがつながるなど、私たちの生活スタイルに大きな変化をもたらしました。仕事においても生産性の向上、地域の人手不足の解消など、多くの変化が期待されます。また世界に目を向けても情報技術の発展によって世界中の多くの方と国境の枠をこえて簡単につながることができます。こうした世界の中私たちは今後どのように生きていくべきなのでしょうか。

いつの時代にも先を見据えて過去から学び研究しそれらを若い世代へと教え繋いできた教育がありました。

これまでの「知 徳 体」を基本とした日本的教育を維持し発展させていくためには、地域や家庭の教育力の向上が必要となります。子どもたちが、良いことをすれば褒めてくれる、悪いことをすれば叱ってくれる、困っていれば助けてくれる、お腹がすいてれば食べさせてくれる。地域が一体となって子供たちを育てていた時代のように、地域のつながりを再生していくことが、今後の未来をつくっていく子供たちの成長や地域の成長につながっていきます。歴史や文化が教えてくれることや、現代の取り巻く環境など、あらゆる角度から教育を考えていきます。そして、人を想い、ものを想い、ことを想い、希望を抱き自らの道を切り拓いていける強く逞しい人材を育成します。

 

「ひとを照らす太陽の存在」

 ひとつの目標にむかうチームとして前線で行動する人、後方で支援するひと、そして、まとめるひとがいます。どれひとつとってもなくてはならい存在ですが、特に後方から支援する人は、全体の流れをとらえどこに支援をすべきか、支援すべきものは何かなど的確に判断し、過去からのデータや新しいデータなどを駆使して、時には前線にたって行動し、時にはまとめ役となり行動し、様々な動きをしながら全体のバックアップを行うことがチームの目標達成のために必要となります。創立60周年を迎えるにあたり太陽の存在があることで、今までの伝統とこれからの未来を照らし続けること、そして白河青年会議所に関わっていただいたすべての方を感謝という暖かさで包むことができるのです。

 

「大地としての存在」

 我々が行う運動や活動の財政面は大地となる部分であり、根幹となる最も重要な部分となります。この財政面を、厳しく、優しく、そして数字的に判断し的確な大地を作り、いい事業ができるようにすることが必要です。

2010年に公益法人格を取得した白河青年会議所は、様々な公益事業を企画し実行してきました。この知識と経験を活かし、行政や企業との協力体制を築き、地域から頼られる団体となることが、公益社団法人としての使命であります。我々は公益法人としての役割を果たし、斬新なアイデア、行動力、そして情熱で地域を動かし、まちを造り上げます。

 

 

「輝こう、一緒に」

 ひとが最も輝くとき、それはひとつの夢にむかって本気になって取り組んでいるときです。ひとが何かに挑戦していくときの目は本当にキラキラと輝いています。純粋に向かっていく強く逞しい心をもってキラキラ輝くひとになっていきましょう。それが、ひとをつくり、まちをつくり、未来へのみちを照らしていくのです。ともに輝かしいひとになりましょう。